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What a ニャンダフル Worldーコロン日記3

<往きはよいよい帰りは...>

 

たとえば、奥の座敷の窓ガラス越しに外をじっと見つめていたとする、すると人間家族がガラス戸をサッと開けてくれる...。また、お客さんが店を出ていくとき、ドアが開いたその隙にちょいと外に出る...。アウンの呼吸じゃないけれど、これが大体の僕たちの外出の方法さ。

そこから大好きな散歩がはじまる。とはいっても、その散歩の道中には縄張りの巡回といったミッションもあるから、楽しいことばかりじゃない。基本的によそ者さんには仁義をきってもらわないといけない。これ、ネコ族のオキテなんだ。結構ハラハラする場面もある!もっとも僕もマロンも平和主義者だから争いごとは大っ嫌いっ!共存共栄こそが僕らのニャンダフル Worldさ...。

巡回もすんでそこそこお腹も空きはじめるころ、マロンと僕は帰路につく。ところが出てくる時とはちがって家の中に入るタイミングというのがこれが実は大変なんだな。

楽楽の出入り口はガラス製だけれど、中にいるときと違ってドアの開くタイミングは外からだとよくわからない。奥座敷の窓越しにたたずんで「帰ったよ、中にいれてにゃ~」と鳴いても、外からじゃさすがに人間家族たちも気づいてくれない。で、最近編み出したのが、店のトイレの窓から忍び込むという方法さ。

いっとくけどこの窓は僕らくらいのサイズの生き物がやっと通れるくらいの開閉部しかないから、泥棒さんはまず無理だからね。そのことは人間家族の「平和」のためにもいっておくよ。

で何しろそこから入る。トイレの中にはいったはいいけれど、僕らはトイレの内扉を開けるなんて芸はもちろんできないから結局はその扉越しに「ここにいるよ~、ここを開けてニャ~」と叫ばなければならない。場合によっては何度も何度も、ね。でもトイレの中といっても、家の「中」といるという安心感はなにものにも代えがたい!

そうそう、ある時いつものようにこうやってトイレの窓から入っていったらたまたまお客さんが用を足していて、とてもビックリされちゃった。そのときのお客さん、ごめんなさい。

でも楽楽ではこんなスリリング?な体験もありうるのです(=^・^=)

 コロンより

 

店の特徴

ここ江東区森下で中華料理店を開業したのが昭和5年。当初は中国人シェフがいました。戦時中、空襲をのがれてこの場所を離れていた時期もありますが、商売はずっと続けてきました。ふりかえれば90年近くの年月がたちます。今の店主で4代目。創業以来変わらぬ広東料理の味をぜひご賞味ください。

当店の自慢の一品はなんといっても「揚げワンタン」。揚げたワンタンに甘酢あんをかけたものですが、お客さんの誰もが「おいしい」と太鼓判を押してくれます。お持ち帰りもできます。でも、やっぱりお店で、揚げたてアツアツ、パリパリなのを食べていただくのが一番です。

店の看板かあさん(70すぎですが)とならんで楽楽には昔から、看板猫がいます。かつてはチョン、コナなんて名前の仔がいました。世代かわって今いるのがマロンとコロン。歴代の看板猫のなかでもとびきり人懐こい兄弟ねこです。外出?すること度々なので、いつでも会えますとお約束できないのが残念です。この二匹のいろいろな画像はこちら


東京〒135-0004東京都江東区森下3-13-2

純広東料理 楽楽

Tel: (03) 3631-1300