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What a ニャンダフル Worldーコロン日記6

<僕たちの日本名?>

夏のある日、2人の中年男性が店の奥の座敷で酒を飲みつつ談笑していた。

こんな光景は日常茶飯事だから普段なら気にも留めにゃいんだけれど、思わず聞き耳を立ててしまったのは、その話題が僕とマロンのこと、しかもかなり意味深な内容だったからなんだ。

 

2人のことは知っている。

1人は店の顧問の公認会計士(自分でいっていながらなんのこっちゃ?なんだけれど)のK氏。もう一人は人間家族たちの親戚のH氏。

店の働き者のおばちゃんが倒れたってはなしはもちろんのんきな僕たちでも知っている。お店はそのあと大変でいまもそうなんだって。

この二人はそんな店のためにいろいろ頑張ってくれている恩人と人間母さんから聞かされていた。そんな彼らが僕たちの話をしているって、これは猫耳がますますピーンとなるにゃん。

 

K氏がいっている・・・。

「これだけ看板猫たちが人気あるんだから、かれらのプロフィールをちゃんとしなきゃ」

「たとえば?」とH氏。

「たとえば生年月日はいつ?」

H氏が遠くの人間母さんに「コロンとマロンの生まれた日ってわかってるんですかあ?」といった。

「2015年9月24日!」母即答。

僕たちもはじめて知ったにゃん!

つづいてK氏が「マロンとコロンってまるで洋菓子屋の飼い猫みたいな名前だねえ。ここはやっぱり中華屋らしい名前でなきゃ。」

「どんな名前がいいんですか?」

「うーん」K氏しばらく考え込んで、「たとえばギョウザ」

これにはさすがに僕もゲホッとなっちゃった。

「いやいやいやさすがにそれはない」とH氏。

「じゃあ苗字をつけよう」とK氏。K氏は我が道を行くお人のようと猫族の僕は踏んだ。

それにしても苗字ってニャに?

まもなくK氏が「深川はどう?」といった。

「でも、中島家に来た猫たちに深川って苗字は変でしょ。深川マロン、コロンってどこぞの芸人みたいだし」

「それもそうだねえ」

「ギョウザはありえないけど、でも深川はなかなか捨てがたいものがあります。ミドルネームでどうですか?中島・深川・マロン/コロン」

「うん、いいね」

しばらく沈黙がつづいた。するとH氏がにやりと笑いながら「マロン、コロンの洋風な響きに抵抗があるなら漢字をあてましょう」

2人の会話はこの後もしばらくつづいた。

 

かくして僕らの正式な?日本名が決まった、、、ようだ。

「中島・深川・琥呂」(コロン)、「中島・深川・麻呂」(マロン)。? ? ?

このふたり、母がいうようにホントに楽楽の功労者にゃんだろうか‽

 

 

 

店の特徴

ここ江東区森下で中華料理店を開業したのが昭和5年。当初は中国人シェフがいました。戦時中、空襲をのがれてこの場所を離れていた時期もありますが、商売はずっと続けてきました。ふりかえれば90年近くの年月がたちます。今の店主で4代目。創業以来変わらぬ広東料理の味をぜひご賞味ください。

当店の自慢の一品はなんといっても「揚げワンタン」。揚げたワンタンに甘酢あんをかけたものですが、お客さんの誰もが「おいしい」と太鼓判を押してくれます。お持ち帰りもできます。でも、やっぱりお店で、揚げたてアツアツ、パリパリなのを食べていただくのが一番です。

店の看板かあさん(70すぎですが)とならんで楽楽には昔から、看板猫がいます。かつてはチョン、コナなんて名前の仔がいました。世代かわって今いるのがマロンとコロン。歴代の看板猫のなかでもとびきり人懐こい兄弟ねこです。外出?すること度々なので、いつでも会えますとお約束できないのが残念です。この二匹のいろいろな画像はこちら


東京〒135-0004東京都江東区森下3-13-2

純広東料理 楽楽

Tel: (03) 3631-1300